豚足屋のおばあさんヒャンシム女史は豚を追いかける夢を見て目覚める。息子スギルは体の不自由なヒャンシムのために夢占いの本を探し、嫁ミスンは気が引けて顔色だけを見ている。ミスンの息子ボクスはそんな母が気にかかりながらも出勤する。 ボクスは衣料会社の企画室長で同じ会社のデザイン室職員ミジンとは恋仲だ。百貨店へ派遣勤務に出たミジンは売り場でおばさん客たちともめ事になりボクスは連絡を受け百貨店へ駆けつけ事態を収拾し、そのことでミジンとケンカになる。
ヒャンシムは夢の件で寺へ行き、ミスンはその時初めてドラマ作家である娘ボクナムが家を出たという事実を知ることになる。歌の講師ミジンの母インギョンは夫ミンシクの誕生日の会食の件でミジンに電話し、夕食にミンシクが経営するレストランに来るように言う。一方、ミジンの兄チョ・イヌはアメリカ留学中、自分勝手に帰国し家に入れない境遇だ。現在ドラマプロダクションのアシスタントディレクターとして働いているイヌは、逃げたイ・ボクナム作家を捕まえて来るという任務を引き受けるのだが……