女優ハン・イェスルが起こした交通事故について調査を進めているソウル江南警察署は9日、事故当時の状況が録画されている防犯カメラの映像を国立科学捜査研究所に送り、精密分析を依頼したことを明らかにした。

約20秒間の映像には、ハン・イェスルの乗用車が駐車場に入って行くところ、被害者ト氏が倒れる姿、乗用車が止まって警備員が近づいてくる姿が録画されているという。

警察は、防犯カメラの映像の精密分析から事故当時の車の走行速度や方向などを推定し、被害者が実際に車とぶつかったのか、また被害者の衝撃がどれぐらいなのかを把握する方針だ。

被害者のト氏はハン・イェスル加害者として警察に届け出を出し、左臀部に全治2週間の怪我を負ったとする診断書を提出している。