シリーズ第6作目「視線1318」
国家人権委員会が制作する人権映画シリーズの6作目「視線1318」は爽やかだ。
13-18歳の青少年の人権をテーマに彼らが直面している現実と夢の乖離、シングルマザーの学習権、成績至上主義、多文化家庭など重いテーマを描いているが、映画の面白さと笑いは失っていない。
キャストはその爽やかさをより増している。
まず「過速スキャンダル」で最高の興行女優になったパク･ボヨン（19）の映画デビュー作に会える。パク・ボヨンはイ･ヒョンスン監督が演出した‘リレー’編でシングルマザーになった友達と子供を守るために007作戦を繰り広げる女子高生役を演じる。
バン・ウンジン監督のミュージカル映画‘ジンジュは勉強中’に出演したナム・ジヒョン（14）は若いながら、既に数多くの映画やドラマで知られているベテランだ。
チョン・ゲス監督の‘ユー･アンド･ミー’の重量挙げ選手役のクォン･ウンス（20）は子供ミュージカルで主に活躍していて、短編映画などにも出演している。自分の夢とは関係なく、無理やり決められた道を歩んでいるソヨン役で中学校3年生が抱く夢と将来への悩みを表し共感を呼んだ。
ユン･ソンホ監督の‘青少年ドラマの理解と現実’でファッションデザイナになりたい不良青少年役で出演したイ･ウジョンはこの映画のアシスタントディレクターだ。