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ドラマ「ベートーベン・ウィルス」を終えたばかりに、ルー・ゲーリック患者役のオファーを受けたキム・ミョンミンは『絶対出来ない。死ねと言うのか』と毅然として断った。 そう言った彼が体重を20kgも減量し、やつれた姿でルー・ゲーリック患者のジョンウとなって帰ってきた。‘命がけでやった’という言葉は決して過言ではない。 『今言えるのは運命だったという言葉だけです。何かを手に入れるために手を伸ばしたって、全てがわたしのものにならないように、どれほど逃げようとあがいても、結局、わたしを拘束してしまうものがあります。何かを目前にした時、毎回死ぬ悪夢を見ます。悪夢は毎日続いて、より強くなります。そんな道が選択できると思いますか?なのに、しなければならない状況がわたしを追い詰めました。』 『わたしがやっただけの結果が出るのか、という期待は最初からしませんでした。自分自身との戦いで勝つという思いだけでした。自分自身にさえ勝てないなら、結果が良かったって、何の意味もありません。 自分自身との戦いで勝ったということに自らに点数をあげました。』 ルー・ゲーリック患者という事実を除くと今までキム・ミョンミンが演じてきた役の中で最も明るいキャラクターだ。『恥ずかしいですね。キム・ミョンミンだったら絶対出来なかったはずですが、ペク・ジョンウだから出来ました。』 俳優が己を忘れてキャラクターに没頭する‘メソッド演技’だけが唯一の正道だと信じ、厳しく自分自身を追い詰めることで有名なこの俳優(キム・ミョンミン)は『わたしが楽になるためにやっています。』と語っている。 |
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