「ラブレイン」の作品性は海外でも通じた。放映前から日本の韓国ドラマ史上最高の扱いを受けた「ラブレイン」は、現在まで日本、中国、香港、台湾、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、カンボジア、シンガポールなどアジア各国をはじめ、アメリカとヨーロッパを含めると12カ国･地域に輸出されるという驚異的な記録を打ちたてた。アジアを越え、全世界が注目するドラマとしてその作品性が認められたといえる。

「ラブレイン」に対する海外市場からの熱いラブコールは、早くから予見されていた。ドラマの放映前に羽田空港で開かれた『ラブレイン展示会』と制作発表会でも、海外から多くの取材オファーがあり、去る4月にカンヌで開かれた世界三大コンテンツマーケットMIPTVへの韓国出品作の中でもっとも関心を集めていた。