クァク･ドンヨンは所属事務所を通して『演劇「エレファント･ソング」のマイケルを応援してくれた大勢の方々に感謝したいです。とても幸せで楽しい時間でした。皆さんにとってもささやかながらでも幸せになってほしいです。またステージで会うその日まで、お元気で。テレビや劇場で僕が出ていたら応援してください。ありがとうございました』と作品への愛情を示した。

「エレファント･ソング」は精神科の医者ローレンス博士の失踪事件を巡り、病院長のグリーンバーグ、最後の目撃者であるカンジャマイケル、そしてマイケルの担当看護師ピーターソンの間で繰り広げられる心理戦を描いた作品だ。特に2015年に初めて国内で公演が行われて以降、2016年のアンコール公演、今年の公演まで、しっかりした作品性と興行力で大学路(テハンノ)を代表する演劇に浮上したという高い評価を受けた。

クァク･ドンヨンは劇中で全てのミステリーの糸口をつかんでいる少年であり、ゾウについてのトラウマと愛への執着心を持ったマイケル役を熱演した。彼は多数の作品を通して鍛えられた演技力で役を繊細に表現し、また、90分の公演時間中、一度も退場せずにステージを引っ張っていく強烈な存在感で、観客から熱い人気を得た。