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カン・ドンウォン『悔しい人の無念、解放したかった』 2018年02月13日 18:58


いくら太らせてモジャモジャの“おばさんパーマ”をしても、カン・ドンウォン(37)はやはりカン・ドンウォンだ。その輝く姿は隠すことができない。

14日に封切りされる「ゴールデンスランバー」でも彼の新しい姿を見ることができる。心が優しすぎる、ごく普通の宅配員ゴヌ役として、巨大権力により大統領有力候補の暗殺犯に仕立て上げられて追われることになる。

「ゴールデンスランバー」はカン・ドンウォンが主演の映画だが、彼が中心的な役で作品を導いていくのは今回が初めてだ。彼は7年前に伊坂幸太郎の同名小説を読んで感銘受け、自ら映画化を提案した。『話の流れを韓国的に急速に、興味深く展開させれば面白いと思った。』

何よりも原作の結末のやるせなさが大きかった。韓国版は大きな枠組みは原作と同じだが、結末は異なる。『権力にぶつかって悔しい目に遭う人の話をきちんと解決させてあげたかった。現実社会でもそんな結末を見るのは難しいでしょう。(悔しい目に遭っても)数十年経ったのちに無罪判決を受けたり、最近では当事者が処罰されずに無罪で釈放されたりすることもあった。このような無念を解消したかったです。 "
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