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映画「焼肉ドラゴン」、全州国際映画祭のオープニング作品に 2018年05月07日 12:39


3日午後に開幕した第19回全州(チョンジュ)国際映画祭のオープニング作品として在日韓国人のチョン・ウィシン監督の映画「焼肉ドラゴン」が上映された。6月に日本で公開予定の映画「焼肉ドラゴン」は、1969年前後の関西国際空港(現在)の近くに位置する在日同胞の集団居住地域を舞台として当時の在日韓国人の喜びや悲しみを描いた作品だ。

映画のタイトル「焼肉ドラゴン」は作中に登場する韓国式焼肉屋の名前だ。ヨンギル(キム・ソンホ)は兵士として徴用されて日本に連行され、終戦後も日本で暮らし続けて粘り強く生きている人物だ。妻のヨンスン(イ・ジョンウン)、娘の静花(真木よう子)、梨花(井上真央)、美花(桜庭ななみ)と息子の時生(大江晋平)は、困難な日本での生活をどうにか乗り切っていく。

チョン・ウィシン監督は演劇と映画において一環したテーマを扱っている。彼は2008年に演劇「焼肉ドラゴン」の台本を書いた。この作品は日本と韓国で公開されて好評を博した。チョン監督は自身のこの劇を基に10年ぶりに映画を制作した。彼にとってはこの作品が監督デビュー作であり、『全州国際映画祭のオープニング作品として上映することになり、とてもありがたく光栄に思います。多くの韓国の観客の皆さんにこの映画を観て幸せな時間を過ごしていただきたいです』と話した。
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