世界最大のドキュメンタリー映画祭のアムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭（IDFA）で、KBS特別企画「人間の土地」2部‘渡り鳥カラスの日々’の映画版「IRON Crows」が中編部門大賞を獲得した。
「IRON Crows」はバングラデッシュ南部に位置する港町チッタゴンで、一日2ドルを稼ぐために命をかける船舶解体労働者の疲れ果てた人生と悲しみ、夢と希望を描いた作品だ。
「IRON Crows」は観客賞の最終投票で3位、中編部門の中では1位に上り、作品性と商業性を同時に証明した。
一方、「人間の土地」シリーズの一つ‘サバイバーズ-ジェフリ警察署の日々’（生き残った者たち）も非競争部門のパノラマ・セクションにノミネートされ、大きな注目を集めた。
「サバイバーズ」は2007年春から2008年冬まで、タリバン戦争の最前線カンダハールにある小さな警察署を舞台に繰り広げられる生と死の物語を収め、アフガニスタン戦争の真実を淡々と描いたと好評を得た。