アイドル出身の俳優パク・ユチョンがアイドル‘ミッキー・ユチョン’のイメージを脱ぎ捨て、俳優としての可能性を認められている。ユチョンはドラマ「成均館スキャンダル」で原則主義者‘佳郞イ・ソンジュン’を演じた。イ・ソンジュンは代々権力を握ってきた老論名門家の息子で、魅力的な容貌と優れた頭脳の持ち主。

グループ東方神起のメンバーとして爆発的な人気を集めてきただけに、ユチョンの演技挑戦は放送前から話題となった。さらに初作品がフュージョン史劇だという点から、アイドル出身の俳優に伴う演技力論争を避けられるのかについても世間も注目が集まっていた。

今年8月30日の第１話の放送以来、ミッキー・ユチョンではなく演技者パク・ユチョンへの変身が期待以上だという好評が相次いでいる。優しい声とまなざし、まっすぐで実直な学者の姿などを通し、ソンジュン役を自然に演じきっていると評判だ。

ドラマの関係者によると、ユチョンは撮影の3ヶ月前から厳しい演技レッスンを通して基本を学び、現場でも初心を失わず常に学ぼうとする誠実な姿勢で取り組んでいるという。